演劇最強論-ing

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【岡田利規 作・演出】『God Bless Baseball』(11/19~)

公演情報

2015.10.1


GBB

☆フェスティバル/トーキョー15 プログラム

 日本には一八七三年、朝鮮半島には一九〇四年に伝わったとされている野球。以来一世紀以上経ちこのスポーツは、このふたつの国に完全に定着し、そこに生きる人びとに、その社会に、深くかかわっています。そんな野球にまつわるさまざまなシーンをつみかさねて、作品は進行します。野球のルールがあまりわかってない女子たち。子供時代の少年時代の卜ラウマで野球が嫌いになってしまった男性。なぜかそんな彼と結婚してしまった野球好きの女性。イチ口一(のにせもの?) などなどが登場。野球にまつわる個人の、あるいは国民的な記憶。メジャーリーグで活躍する韓国人および日本人の選手たちのエピソードなどが描かれます。
 やがてこの物語は、アメリカという大きな存在に直面することを余儀なくされるでしょう。わたしたちふたつの国のどちらもに大きな影響を与えてきた国。いまもわたしたちにその影響力を行使し続けている国。わたしたちの「上」にいる、わたしたちの「背後」にいる、わたしたちの「中」にある、わたしたちと「共」にある、アメリカ。この大きな影響力と、現状のそれとは違う関係を結ぶことはできないものでしょうか?

岡田利規


作・演出:岡田利規
翻訳:イ・ホンイ
出演:イ・ユンジェ、捩子ぴじん、ウィ・ソンヒ、野津あおい

舞台美術:高嶺格
衣裳:藤谷香子(FAIFAI)
ドラマトゥルク:金山寿甲(東葛スポーツ)、イ・ホンイ

■日程・会場:2015/11/19[木]~29[日] 東京・あうるすぽっと
■料金:全席指定 4,500円(当日+500円)
■上演時間:1時間30分(休憩なし・予定)
■上演言語:日本語・韓国語(日本語、韓国語、英語字幕あり)

☆ウラGBB
本作のドラマトゥルクであり、自身が演出家でもある金山寿甲(東葛スポーツ)が、創作の舞台ウラや作品の素材となる(?)ネタなどを投稿するクリエーションレポートサイト。2015年1~2月に行われた韓国での滞在制作の振り返りから、9月の韓国初演に向けて進行中の日本での創作の様子、キャスト・スタッフの知られざる素顔まで、他の誰にも書けない痛快なウラ話をお伝えします。⇒ コチラから

チェルフィッチュ

岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして97年に設立。独特な言葉と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集める。05年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。07年クンステン・フェスティバル・デザール2007(ブリュッセル/ベルギー)にて初の国外進出を果たして以降、世界70都市で上演。近年では、ヨーロッパを代表するフェスティバルの委嘱により作品を制作、発表している。主宰・岡田は、07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞するなど小説家としても活動している。また、16年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品の演出を3シーズンにわたって務めることが決定している。 ★公式サイトはこちら★