演劇最強論-ing

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五反田団 ​『うん、さようなら』(5/26~)

公演情報・チケット販売

2018.04.2


(C) 2018 五反田団 All Rights Reserved.


僕は会社に行っているわけではないので平日に散歩する、そうすると周りにはお年寄りが多い。平日に旅もする、そうすると観光地にはお年寄りしかいない。特にお婆ちゃんが多い。お爺ちゃんも少なからず居るが、たいてい仏頂面で、楽しみ方が下手に見える。
お婆ちゃんはオシャレしていて、おしゃべりで、よく笑い、楽しそうで、もうすぐ行ってしまうとは思えない。お婆ちゃんが好きだ。ああなりたい。そうだお婆ちゃんがいっぱい出てくる戯曲を書こうと思ってこの企画を立ち上げた。
まだ書いてないからどんな話になるかわからないけど、お婆ちゃんがいっぱい出てきて楽しそうにしている芝居にしようと思う。
俳優たちはお婆ちゃんじゃないけど、きっと誰の心にもお婆ちゃん的なものが居るはずだから、心のお婆ちゃんと話しあいながらやってみようと思う。お婆ちゃんメイクをしたりはしません。お婆ちゃん=少女。お客さんもお婆ちゃんになって、お婆ちゃん同士おしゃべりを楽しんで帰るような舞台になったらと思っています。     ​  

前田司郎

作・演出:前田司郎
出演:上田遥、菊池真琴、後藤飛鳥(五反田団)
坂倉奈津子(青年団)、端田新菜(青年団・ままごと)、望月志津子(五反田団)

■日程:5/26(土)~6/4(日)
■会場:東京・アトリエヘリコプター
■料金:前売:3,500円 当日:3,800円(日時指定・全席ほぼ自由席・整理番号付)
※未就学児入場不可

「演劇最強論-ing」でチケット取扱!4/29(日)12:00~一般発売開始!

五反田団

主宰の前田司郎の作品を発表する劇団として1997年に旗揚げ。徹底的にシンプルな劇空間と低料金なチケット設定で、都内各地の劇場や地方にて40公演以上を行う。一方で拠点とする東京・五反田のアトリエヘリコプターにて「新年工場見学会」を毎年開催。観劇初めイベントとして恒例になっている。「生きてるものはいないのか」で第52回岸田國士戯曲賞を受賞。 作品は英語・フランス語・韓国語に翻訳され、ベルギー・フランス・スイス・ハンガリー・シンガポールなどで上演。韓国・ニューヨークでは、リーディング公演も行われている。 また、前田は小説家として三島由紀夫賞を受賞。シナリオライターとしては向田邦子賞やギャラクシー賞優秀賞などを受賞している。 2013年には著書『ジ、エクストリーム、スキヤキ』の映画化で監督デビューを果たした。 ★公式サイトはこちら★