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【大池容子 作・演出】『前向きな人たち』(12/8~)

公演情報

2015.10.1


うさぎストライプ_前向きな人たち

ひとつも上手くいかないけれど、私たちは生きていく。

【STORY】
ひたすら前向きに生きてきた姉が、交通事故に遭った。足が不自由になって、生活が一変したけれど、姉はひとつも変わらなかった。車にはねられても、理不尽な目に遭っても、日常が失われても、希望が絶たれそうになっても、姉は今まで通り前向きに、夢を語り続けていた。事故の日が嘘のように、入院生活は賑やかだった。だけど僕らは、姉に言わなければいけないことがある。宝積有香が、兄の身に起こった出来事を原案に起こした、うそみたいな本当の話。

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今年で東京上京20周年になります。今迄は与えられたものをやるだけの女優人生でしたが、20周年という区切りを良い機会と思いつき、新しい事に挑戦してみようと1人で舞台プロデュースをしてみることにしました。私にとってはなかなかの無謀なチャレンジです。10年間ずっと心の中に溜めてた出来事を一つの作品として書いてみました。それを、うさぎストライプの大池容子さんが、私の原作をより繊細に生き生きとしたものに仕上げてくれました。痛みの表現や人の奥底を巧みな表現で伝えてくれる方です。是非劇場に足をお運び頂ければと思います。

宝積有香

*宝積有香 プロフィール
北海道生まれ。1997年「いいひと。」でドラマデビュー。その後、映像だけに留まらず、舞台等幅広く活躍。2007年、川田希と演劇ユニット「カニクラ」を結成。ブラジリィー・アン・山田(劇団ブラジル)や岩井秀人(ハイバイ)、前田司郎(五反田団)、柴幸男(青年団演出部/ままごと)など、数々の才能溢れる脚本家や演出家との公演を打つ。


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原案:宝積有香
作・演出:大池容子(うさぎストライプ)
出演:宝積有香、高木心平、お宮の松、山素由湖、芝 博文、亀山浩史、難波なう、中丸新将

■日程・会場:2015/12/8[火]~13[日] 東京・Atelier fanfare 高円寺
■料金:前売 3,800円、当日 4,000円

うさぎストライプ

2010年結成。「どうせ死ぬのに」をテーマに、演劇の嘘を使って死と日常を地続きに描く作風が特徴。2013年9月、芸劇eyes番外編・第2弾「God save the Queen」に参加。2017年5月、こまばアゴラ劇場で上演した『バージン・ブルース』で平成30年度 北の大地の戯曲「北海道戯曲賞」大賞を受賞。 ★公式サイトはこちら★