演劇最強論-ing

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シアターコクーン・オンレパートリー2017「プレイヤー」(8/4~)

公演情報・チケット販売

2017.05.26


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ともに劇作家・演出家として活躍する二つの才能がシアターコクーンで出合う!
長塚圭史(演出)×前川知大(作)の初タッグが実現!


前川が自身の劇団イキウメで06年に上演した戯曲『PLAYER』。死が生の世界を侵食していく作品世界を劇中劇として取り込み、稽古するカンパニーの姿を描く新しい作品『プレイヤー』を、これまでシアターコクーンの空間に挑戦的で壮大な世界を生み出してきた長塚が演出する。実力派キャストが集結した、この夏の注目作。

<ストーリー>
舞台はある地方都市の公共劇場、そのリハーサル室。国民的なスターから地元の大学生まで、様々なキャリアを持つ俳優やスタッフたちが集まり、演劇のリハーサルが行われている。 演目は新作『PLAYER』。幽霊の物語だ。死者の言葉が、生きている人間を通して「再生」されるという、死が生を侵食してくる物語。

<行方不明の女性、天野真(あまのまこと)が遺体で見つかった。死後も意識として存在し続けることに成功した彼女は、友人達の記憶をアクセスポイントとして、友人達の口を借りて発言するようになっていく。事件を追っていた刑事、桜井を前に、天野真を死に導いた環境保護団体代表であり瞑想ワークショップの指導者、時枝は、これは世界を変える第一歩だと臆面もなく語る。死者との共存が、この物質文明を打開するだろうと。カルトとしか思えない時枝の主張に、桜井は次第に飲み込まれてゆく。>

物語は劇中劇と稽古場という二つの人間関係を行き来しながら進んでいく。 死者の言葉を「再生」することと、戯曲に書かれた言葉を「再生」することが重なる。単なる過去の再生ではなく、今を生き始める死者と、戯曲の言葉に引き寄せられ、アドリブで新たな言葉を紡ぎ出す俳優が重なる。 演じることで死者と繋がった俳優達は、戯曲の中の倒錯した死生観に、どこか感覚を狂わされていく。生と死、虚構と現実の境界が曖昧になっていく。時枝の狂った主張は、桜井の選んだ行動は、リハーサル室でどう響くのか。



作:前川知大
演出:長塚圭史
出演:藤原竜也、仲村トオル、成海璃子、シルビア・グラブ、峯村リエ、高橋努、安井順平、村川絵梨、長井短、大鶴佐助、本折最強さとし、櫻井章喜、木場勝己、真飛聖

■日程・会場:
≪東京公演≫ 2017/8/4[金]~8/27[日] Bunkamuraシアターコクーン
他、大阪・静岡公演あり
■料金:
≪東京公演≫ S席10500円、A席8500円、コクーンシート5500円

「演劇最強論-ing」でチケット取扱!2017/5/27[土]15:00~先行発売!
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長塚圭史

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