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バストリオ『黒と白と幽霊たち』(10/14~)

公演情報

2022.10.4



『黒と白と幽霊たち』はパフォーミング・アーツ・コレクティブ「バストリオ」と音楽家・松本一哉が共同で制作したパフォーマンス作品です。2016年に東京・谷中にある宗林寺で初演して以来、全都道府県での上演を目標に、これまで13都道府県・33回におよぶ公演を行ってきました。

舞台に並ぶのは詩やインタビューで採取した言葉、宮沢賢治の『よだかの星』の一節、テロを伝えるニュース記事といった多様な言葉と、俳優の身体、舞台美術として扱われる光と影。さらに金沢出身の音楽家・打楽器奏者である松本一哉が即興的かつ緻密に生み出していく音楽が加わり、さまざまな要素によって空間を揺り動かしていきます。“ここ”と“どこか遠く”へと観客の思いと想像力を掻き立てる舞台作品です。

作・演出・出演:今野裕一郎
演奏:松本一哉
出演:坂藤加菜、橋本和加子、菊沢将憲(声)
美術:黒木麻衣

【東京公演】
■日程:2022/10/14(金)[19:00]、10/15(土)[13:00/18:00]
■会場:元映画館(東京都荒川区東日暮里3-31-18 旭ビル2F)
■料金:予約 3,000円、当日 3,300円 ※14歳以下無料

バストリオ
今野裕一郎が主宰するパフォーミング・アーツ・コレクティブ。自然や都市がもつ感触、人間の身体から出てくる生理や質感を活かしたフラットで豊かな作品を生み出す。生演奏による音と発される声、ものと身体、光と影、テキストや映像など全てを断片的にバラバラなまま扱い、ドキュメンタリー編集技法を用いた観客の想像力を喚起する舞台作品をつくりあげる。
音楽家の松本一哉と共作した『黒と白と幽霊たち』で全国をまわるツアー活動や劇場、公共施設を外に向けて開放するプロジェクト「オープン・グラインドハウス」、北海道・知床で開催される芸術祭「葦の芸術原野祭」の実行委員を務めるなど社会に開けた幅広い活動を展開しており、様々なジャンルの表現者や批評家、各地の観客から高い評価を受けている。作品でコラボレーションしたミュージシャンは杉本佳一、空気公団、minamo、滝沢朋恵、タカラマハヤ、角銅真実、三日満月、スカンク/ SKANK、SPORTS MEN など。
Web:https://busstrio.com

演劇最強論枠+α

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