演劇最強論-ing

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【危口統之 美術】ゾンビオペラ『死の舞踏』(11/12~)

公演情報

2015.10.20


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☆フェスティバル/トーキョー15 プログラム

ゾンビ音楽でつづる死への行進。オペラの新領域がここに拓かれる!
 死神に先導され、恐怖に踊りつつ死に赴く人々の列を描いた「死の舞踏」。死の普遍性を伝えるものとして、中世ヨーロッパ以来、さまざまな芸術作品、文学に引用されてきたイメージを、現代のアーティストによる「オペラ」として上演する試みがここに始まった。
 クリエーションの起点となるのは、コンピューター制御された指がリコーダーやクラリネットなどの楽器を演奏をする「ゾンビ音楽」。作曲家・安野太郎が考案したこの「音楽の生ける屍」と、ドラマトゥルクの渡邊未帆による音楽の歴史や理論めぐる考証、演劇の枠を超えアグレッシブな活躍ぶりを見せる「悪魔のしるし」の危口統之が手がける美術が一体となってつくりあげる舞台は、「死」の存在感を改めて強く印象づけるものとなるだろう。オペラの新たな領域もそこに拓かれるはずだ。

コンセプト・作曲:安野太郎
ドラマトゥルク:渡邊未帆
美術:危口統之

■日程・会場:11/12[木]19:30、13[金]19:30★、14[土]19:30、15[日]14:30
★…13[金]は安野太郎、渡邊未帆、危口統之によるポスト・パフォーマンストークあり
■料金:自由席(整理番号つき)3,500円(当日+500円)
■上演時間:1時間15分(休憩なし・予定)

フェスティバル/トーキョー公式サイト

舞台写真(サイトより)zombiesub1

悪魔のしるし

危口の思いついた何かをメンバーたちが方法論も知らず手さぐりで実現していった結果、 演劇・パフォーマンス・建築・美術など多様な要素をもつ異色の集まりとして注目される。 作風は基本的に、演劇的な要素の強い舞台作品と、祝祭的なパフォーマンス作品という二つの系統。 団体名は、主宰・危口統之の敬愛する英国のロックバンドBLACK SABBATHの楽曲 「SYMPTOM OF THE UNIVERSE」に付けられた邦題、「悪魔のしるし」に由来。2008年結成。 "なにか劇をやるというよりは なにかを劇にする なにかが劇になる あるいは 劇をなにかにするみたいなことばかりやっている" 危口統之 ★公式サイトはこちら★