演劇最強論-ing

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チェルフィッチュ『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』(8/4~)

公演情報・チケット販売

2023.06.28



  
日本語を母語としない俳優との創作がひらく「演劇と言語」の未来
いくつものリアリティが交差する、まだ見ぬSF演劇


重大なミッションを果たすべく、イン・ビトゥイーン号が、四人の乗組員と一体のアンドロイドを載せて、宇宙を漂泊しています――

『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』では、内容的な〈リアリティ〉と形式的な〈リアリティ〉、どちらの〈リアリティ〉も複数、並列的に提示されます。

演劇において、舞台の上で、せりふがある言語で発される……。
そのことの意味・機能についても、『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』では複数のそれらが提示されます。

それは、あたかもマルチヴァースのようだ、と言えるかもです。

『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』は、「日本語を母語としない俳優が日本語で演じる演劇」と聞いて多くの人がイメージするとおぼしきもの、とはおよそ異なるすがた・かたち・はたらきを備えた演劇作品です。 

岡田利規


 

作・演出:岡田利規
出演:安藤真理、徐秋成、ティナ・ロズネル、ネス・ロケ、ロバート・ツェツシェ、米川幸リオン

■日程:2023/8/4[金]~7[月]
■会場:吉祥寺シアター
■料金:全席自由・税込
前売:サポートチケット*1 ¥8,000/一般 ¥4,000/U29*2 ¥3,500/U18*2 ¥2,000/障害者割引*3 ¥2,000/アルテ友の会 ¥3,600
当日:+¥500
*1 本プロジェクトを支援していただけるチケットです。一般料金との差額分は、この取り組みを演劇界へ広げていくために大切に使用いたします。
*2 要証明
*3 要証明、介助者1名まで無料、前売・当日同額
※サポートチケット/U18/障害者割引の取り扱いはPeatixのみ
※アルテ友の会の取り扱いは(公財)武蔵野文化生涯学習事業団のみ

2023/7/1[土]10:00より「演劇最強論-ing」でチケット取扱!
チケットのお申込は下記ボタンから。

チェルフィッチュ

岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして97年に設立。独特な言葉と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集める。05年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。07年クンステン・フェスティバル・デザール2007(ブリュッセル/ベルギー)にて初の国外進出を果たして以降、世界70都市で上演。近年では、ヨーロッパを代表するフェスティバルの委嘱により作品を制作、発表している。主宰・岡田は、07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞するなど小説家としても活動している。また、16年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品の演出を3シーズンにわたって務めた。 ★公式サイトはこちら★