演劇最強論-ing

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「虹む街」(6/6~)

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2021.06.1




演劇界の鬼才、タニノクロウが初めてKAATに書き下ろす最新作!
横浜・野毛の飲食店街の、さまざまな人生や思いが交錯する街の風景を個性豊かな実力派俳優と、神奈川県民を中心とした街の人たちで体現します。


2000年に庭劇団ペニノを旗揚げ以降、全作品の脚本と演出を手掛け、海外招聘公演も多く世界的な評価も高いタニノクロウがKAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演に初登場。

タニノがKAATに書き下ろす、新作の舞台に選んだのは、横浜・野毛を彷彿とさせる飲食店街。実在する街のようにリアルな舞台セットとともに、さまざまな国籍の人々が行き交う街の情景や、緻密に描かれた人間ドラマが立ち上がります。

タニノが描く世界感を体現してくれるのは、個性豊かでタニノからの信頼も厚い実力派俳優(安藤玉恵・金子清文・緒方晋・島田桃依・蘭妖子)たち。そして、神奈川県民を中心とした街の人びとにも出演してもらい、劇場(KAAT)に新しい風を吹き込みます。

【あらすじ】
舞台は様々な人種が行き交う古い飲食店街。
スナックやバー、パブ、レストラン、マッサージ店、コインランドリーなどが軒を連ねる。貧しくも逞しく生きる多国籍な人々。
その街で唯一のコインランドリーが閉店することになる。
営業最終日、街の人々が別れを惜しむように訪れ、「洗濯」をしていく。
梅雨のそぞろ雨が奏でる滑稽で哀切溢れる人間ドラマ。

タニノクロウ コメント
横浜にある飲食店街の話です。でも、どこか遠くを旅している気分で脚本を書きました。距離だけでなく過去にも未来にも遠いどこかをあてもなくフラフラして。想像の中で出会った人たちは皆心優しく、眺めているだけで安らぎを覚えました。
この困難な世界でも素直に生きられるようにと願いながら、街が、劇場がそんな場所であるようにと願いながら筆を進めました。

作・演出:タニノクロウ
出演:安藤玉恵、金子清文、緒方晋、島田桃依、タニノクロウ、蘭妖子、+神奈川県民を中心とした街の人たち

■日程:2021/6/6[日]~6/20[日]
■会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
■料金:一般:4,500円、U24チケット(24歳以下):2,250円、高校生以下割引:1,000円、シルバー割引(満65歳以上):4,000円
※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて4月25日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)。
※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※営利目的の転売禁止。
※感染拡大防止のため、当面は間隔を空けた座席配置にて販売いたしますが、状況により追加席を発売する場合がございます。予めご了承の程何卒よろしくお願いいたします。

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一般発売:発売中!

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庭劇団ペニノ

2000年1月、昭和大学演劇部メンバー有志にて「庭劇団ペニノ」を結成。自宅マンションを改造した劇場スペース「はこぶね」や野外での公演など、作り込んだ舞台美術とともに上演空間には透徹したこだわりを持つ。「笑顔の砦」(07年)「星影のJr.」(08年)で2年連続で岸田戯曲賞にノミネート。フェスティバル/トーキョー09秋に参加、2011年1月には東京芸術劇場主催公演で「チェーホフ?!」の作・演出を担当。狂気と紙一重な美しい精神世界を表現し、好評を得る。代表作「苛々する大人の絵本」は09年にベルリン(独)、10年にチューリッヒ(スイス)、グロニゲン(オランダ)などで上演され、スイスの著名な演劇賞ZKB Patronage Prize 2010 にノミネートされた。また「誰も知らない貴方の部屋」のアメリカ5都市ツアーを行い好評を得た(2014年)。 ★公式サイトはこちら★