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Nibroll『リアルリアリティ』in越後妻有 大地の芸術祭(8/15~)

公演情報

2015.07.28


ニブロールリアルリアリティ越後妻有

「リアルリアリティ」

身体を省略し拡張する

人はできるだけ動かなくてすむようにテクノロジーを駆使する

人々の想像は 遥か彼方にある場所や 過去や未来にある時間を
あたかも今ここにあるかのように具現化しようとする

それでも人は遠くでおこっている悲劇を想像することすらできない
そこにある身体を共有することができない

なにもない場所に立ち リアルのない時間を過ごし 言葉のない声を聞き カラダのない人に出会う

死はすぐそこにあり 無限で 確定的で生きることはいまここにあり 限りがあり 不確定な未来にある

身体がなくてもいい時代を生きる私たちが実感できる身体をさがす

私たちは生きています

振付:矢内原美邦
映像:高橋啓祐
音楽:スカンク
美術:カミイケタクヤ
出演:小山衣美、鶴見未穂子、森井淳、石垣文子、田辺舞、堀江善弘、渡邊智美

■日程・会場:2015/8/15[土]~16[日] 新潟・上郷クローブ座/旧・上郷中学校
■料金:一般2,000円、小中学生1,000円、パスポート割引2,000円 当日2,500円

矢内原美邦(ミクニヤナイハラプロジェクト、Nibroll、off-Nibroll)

ニブロール主宰。大学で舞踊を専攻、在学中にNHK賞、特別賞など数々の賞を受賞。日常の身ぶりをモチーフに現代の空虚さや危うさをドライに提示するその独特の振付けは国内外での評価も高く、身体と真正面から向き合っている数少ない振付家のひとりと言える。ミクニ ヤナイハラプロジェクトでは演劇にも挑戦し、ジャンルを問わないその活動はニブロールのみならず、多数のアーティストとコラボレーションするなど世界中を舞台に活躍中。 12年、ミクニヤナイハラプロジェクトとして上演した『前向き!タイモン』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。 ★公式サイトはこちら★