演劇最強論-ing

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神里雄大/岡崎藝術座『バルパライソの長い坂をくだる話』(8/21~)

公演情報・チケット販売

2019.06.19



宣伝美術:吉田健人(bank to)

【作品解説】
アルゼンチンに11ヶ月間滞在した神里が南米各地を訪ねて紡いだ物語。そこで出会ったアルゼンチンの俳優・ダンサーと、日系移民の家系生まれでブラジル育ち、欧州でも注目を集めるダンサーのエドゥアルド・フクシマが、その物語を体現。地球の反対側からやってきた彼らが自分たちの言葉で語る演劇。
2段ベッドや教会や屋台も置かれ雑多な異空間の客席は、建築ユニットdot architectsによるもので、そこに看板屋「看太郎」の廣田碧の書き割りによる幻想的な設えで舞台は彩られる。この珍妙なマッチングのもとで観客は自由に自分の居場所を見つけることになる。

【ストーリー】
夫/父親の遺灰を海に撒きにやってきた人の話、
太平洋を越えた遥か昔の人類の話、
南米パラグアイで観測された皆既日食の話、
沖縄の地で今も眠る戦没者の骨を発掘する男や
小笠原でバーを経営する男の話───
オセアニアや小笠原や琉球の諸島、
ラテンアメリカの各国を自身で歩き集めたエピソードが織りなす
“メッセンジャーとしての演劇”。
自身の劇言語を確立し、文学界からも注目を集める神里が「移動」で歴史を切り拓く。

撮影:井上嘉和

作・演出:神里雄大
美術:dot architects、廣田碧
出演:マルティン・チラ、マルティン・ピロヤンスキー、マリーナ・サルミエント、エドゥアルド・フクシマ

■日程・会場:2019/8/21[水]〜25[日] ゲーテ・インスティトゥート東京 東京ドイツ文化センター
■料金:整理番号付き自由席
一般 4,000円(土日公演対象価格)
平日割 3,500円(平日公演対象価格)
学生 2,800円(全日程共通)
※学生はご入場時に学生証をご提示ください。
※当日券は前売券+500円
■上演言語:スペイン語上演(日本語・英語字幕付)

「演劇最強論-ing」でもチケット取扱!6/22(土)10:00~発売開始!
チケットのお申込は下記ボタンから。

岡崎藝術座

2003 年、演出家・作家の神里雄大の演出作品を上演する目的で結成。南米の照りつけるような太陽のイメージや色彩・言語感覚、川崎ニュータウンの無機質さが混在する作品を創作し、独自の存在感を持つ。2006 年『しっぽをつかまれた欲望』で第 7 回利賀演出家コンクール最優秀賞演出家賞受賞。フェスティバル/トーキョー(2010-2012,東京)やTaipei Arts Festival2012(2012,台湾)など国内外のフェスティバルで公演を行なう。『ヘアカットさん』(2009)、『(飲めない人のための)ブラックコーヒー(2013)が 岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされた。 ★公式サイトはこちら★