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【山本卓卓 脚本・演出・振付】ドキュントメント『となり街の知らない踊り子』(2/11~)

公演情報

2015.12.20


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【Photo: Manaho Kaneko】

TPAM2016 TPAMディレクション作品 

この作品は、ダンスと演劇を両親に持ちました。 北尾亘(振付・出演)のしなやかでありながら、強度と破壊力を持った身体、 山本卓卓(脚本・振付・演出)の観客へ「問い」を提示する脚本と冴えたプロジェクションにより、 そこに街が息づき始めます。 身の回りに関心をもつこと、自分の意見を表明していくこと、時には分からなくてもいいこと。 たったひとつの身体に、幾重にも言葉のレースが重なり、両親を凌駕する子供に育ちました。

*ドキュンメント
2012年より範宙遊泳主宰の山本卓卓が始めた、一人の人間に焦点を当て生い立ちから掘り下げて作品化するソロプロジェクト。 本作はダンスカンパニーBaobabの主宰であり、振付家・ダンサーでありながら俳優としても活躍する北尾亘とタッグ組んで創作された。

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脚本・振付・演出:山本卓卓(範宙遊泳)
振付・出演:北尾亘(Baobab)

■日程・会場:2016/2/11(木)19:30、12(金)19:00 神奈川・YCC ヨコハマ創造都市センター 3F
■料金:プロフェッショナル1,500円、オーディエンス2,500円

範宙遊泳

2007年より、東京を拠点に海外での公演も行う演劇集団。 すべての脚本と演出を山本卓卓が手がける。現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。 生と死、感覚と言葉、集団社会、家族、など物語のクリエイションはその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。 近年は舞台上に投写した文字・写真・色・光・影などの要素と俳優を組み合わせた独自の演出と、観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本で、日本国内のみならずアジア諸国からも注目を集め、マレーシア、タイ、インド、中国、シンガポール、ニューヨークで公演や共同制作も行う。 『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。 『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。 ★公式サイトはこちら★