演劇最強論-ing

徳永京子&藤原ちから×ローソンチケットがお届けする小劇場応援サイト

【岩井秀人 演出】さいたまゴールド・シアター番外公演 『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』(5/10~)

公演情報・チケット販売

2018.03.28


(C)宮川舞子


岩井秀人が構成・演出を手掛け、出演者自身に起きたできごとを、本人が台本化し演じる『ワレワレのモロモロ』に、飛躍を続けるさいたまゴールド・シアターが挑みます!

今回、岩井秀人を構成・演出に迎え、平均年齢78.4歳(2018年1月15日現在)のさいたまゴールド・シアターのメンバーが自身に起きたできごとを台本化し自ら演じる『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』を上演します。

彼らは、第二次世界大戦、朝鮮戦争、戦後の民主主義運動、経済成長やウーマンリブといった時代の象徴的な出来事を経験してきました。
喜びも悲しみも豊かな経験にして人生を切り拓き、自分の足で歩んできた彼らから発せられる言葉、演じる彼らの身体からは、その背景を想像することはもちろん、もっと奥深い「人生」そのものを考えさせられます。

蜷川幸雄が語った、さいたまゴールド・シアター設立の目的、
――年齢を重ねるということは、さまざまな経験を、つまり深い喜びや悲しみや平穏な日々を生き抜いてきたということの証でもあります。その年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに身体表現という方法によって新しい自分に出会うことは可能ではないか?ということが、私が高齢者の演劇集団を創ろうと思った動機です。その表現集団の名前を「さいたまゴールド・シアター」とします。
老人は天使じゃない。自己主張をする。個々の自己主張が一つにまとまっていくのは格闘技のように大変です。でも、それがまた面白い。
彼らは人生のリアルというものを背負ったまま舞台に立つから、それは観たこともない演劇になるのです。――
この言葉そのものと言えるでしょう。

この新たな取り組みに、どうぞご期待ください!

構成・演出:岩井秀人
出演:さいたまゴールド・シアター

■日程:
2018/5/10(木)~20(日)
【下記公演はドキュメンタリー上映あり(映像ホール)】
5/16(水)14:00、5/17(木)14:00、5/20(日)14:00

※開場は開演の20分前です。
※開場時間よりチケットに記載されている整理番号順のご入場となります。開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。


■会場:
埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場)

※特設劇場での上演のため、椅子の形状が通常と異なります。
※車椅子でご来場の方は、公演前日までに彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)までご連絡ください。


■料金:全席自由席(整理番号付)
一般 3,500円

「演劇最強論-ing」でチケット取扱!2018/3/29[木]10:00~発売!
チケットのお申込は下記ボタンから。

ハイバイ

2003年に主宰の岩井秀人を中心に結成。相次いで向田邦子賞と 岸田國士戯曲賞を受けた岩井が描く、ありえそうでありえないそんな世界を、永井若葉・川面千晶・鄭 亜美・長友郁真といった外部公演でも評価の高いクセ者たちのおかげで「ありそうだぞ、いやこれが世界そのものだ」って思わせちゃうのがハイバイ。 代表作は 「ヒッキー・カンクーントルネード」「ヒッキー・ソトニデテミターノ」「て」「夫婦」「ある女」「おとこたち」。★公式サイトはこちら★