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【三浦基 演出】『みちゆき』(9/9~)

公演情報

2016.09.3


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photo by Hisaki Matsumoto


【愛知県芸術劇場・地点共同製作】第15回AAF戯曲賞受賞記念公演『みちゆき』

* * *

自分たちの生活を送っていた場所から離れて、考え、声を発し、聞き、なにかを持ち、つくりあげていく過程が描かれているようですが、その声と音が単純な物語進行から逸脱し、別の人物を参加させ、自らも参加し、ひとつのイメージ、ひとつの答え、ひとつの感情、ひとつの読みに縛られないひとつの場所をつくっていく過程と言うほうが正しいかもしれません。
一言で言うなら共同体の話です。

―――作者

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15周年を機に「戯曲とは何か?」をコンセプトにリニューアルしたAAF戯曲賞。
新しく就任した審査員により選ばれた最初の大賞作品『みちゆき』がどのように劇場に立ち現れるのか。ご期待ください。

>>> 戯曲は コチラから

>>> AAF戯曲賞に関する詳細は コチラから



作:松原俊太郎
演出:三浦基
映像:伊藤高志
出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、河野早紀、小林洋平、田中祐気

■日程・会場:
2016/9/9[金]19:30、10[土]19:30☆、11[日]15:00★、12[月]19:30
愛知・愛知県芸術劇場小ホール
☆:公演終了後、演出家・作家によるアフタートーク有
★:公演終了後、‘Theatre Meeting『みちゆき』を語ろう’を開催 (ワールドカフェの手法を使って観劇後の感想を語り合う企画です。)

■料金:
全席自由・整理番号付
一般3000円、学生(25歳以下・要学生証)1000円
※10名以上の場合は団体割引あり。詳しくはお問い合わせください。

地点

 多様なテクストを用いて、言葉や身体、光・音、時間などさまざまな要素が重層的に関係する演劇独自の表現を生み出すために活動している。劇作家が演出を兼ねることが多い日本の現代演劇において、演出家が演出業に専念するスタイルが独特。  2005年、東京から京都へ移転。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。2007年より<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>に取り組み、第三作『桜の園』では代表の三浦基が文化庁芸術祭新人賞を受賞した。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品を成功させるなど、海外公演も行う。2013年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。(法人名:合同会社地点) ★公式サイトはこちら★